2021年9月17日にネットフリックスで配信された韓国ドラマ「イカゲーム」は世界90か国で1位を獲得して高評価を得るほどの社会現象になりました。
大好評もあってシーズン2が制作されているとのことですが、中にはパクリなのではという声もあります。
今回は「【イカゲーム】登場するゲームは日本の遊びに似ている?発祥の地も解説」をお届けし、イカゲームに登場するゲームは本当に日本の遊びに似ているのかと発祥の地を解説していきます。
Contents
【イカゲーム】日本の遊びに似ていると思われるゲーム①
え?イカゲームのめんこ(ビンタ物理)の駅ってもしかして梨泰院駅? pic.twitter.com/dld4MxWwiO
— ましろん。 (@masiro_original) September 22, 2021
イカゲームに出てくるゲームは昔遊んだことのある遊びに似ていると思います。
めんこ
ギフンが地下鉄駅で会ったスーツ姿の男性とめんこをしていまいた。
めんこは平安時代に現れた「意銭(いせん)」が起源とされており、貝殻や石などをつかって遊んでいたことからだと言われています。
江戸時代には地面を掘って小さな穴に貝殻などをいれる遊びとして定着し、明治時代には鉛を使って遊ぶようになりました。
しかし、大阪で起きた鉛中毒事件により鉛は使われなくなり、紙を使っためんこをやるようになりました。
そして、昭和の時代まで長らく定着していました。
英語圏では「milk caps」という名で知られていますが、日本が一番歴史が古いので日本が発祥の遊びと言えます。
だるまさんがころんだ
イカゲームの第1ゲームの「だるまさんがころんだ」は日本ではとても有名な子供の遊びですが、本当に日本の遊びなのでしょうか?
韓国では「ムクゲの花が咲きました」という名で知られています。
実は欧米でもこの遊びは存在しており、アメリカでは「red light, green light(赤信号、青信号)」という名で知られ、「green light」と言ったら進むことができ、「red light」と言ったら立ち止まります。
イギリスでは「grandmother’s footsteps(おばあちゃんの足取り)」として知られており、フランスでは「un, deux, trois, soleil(1、2、3、太陽)」という名で知られています。
他の国々でも「1、2、3、○○」として知られ、○○の部分は国によって名前が異なりますが、有名な遊びです。
発祥の地は残念ながら不明です。
【イカゲーム】日本の遊びに似ていると思われるゲーム②
イカゲーム観てからというものの、謎に綱引きで勝てる自信に満ち溢れているんだけども、コロナ禍もあって、一向に作戦を試す機会がなさそうで悲しい… pic.twitter.com/tTX4yU9SqX
— wild-bird_3:00 (@war_ker02) October 17, 2021
こちらは遊びという感覚はないですが・・
カルメ焼きは縁日。
綱引きは運動会の定番ですね。
カルメ焼き
日本ではカルメ焼きを使った型抜きが有名ですが、韓国では「ダルゴナ」として知られています。
起源は戦国時代に遡り、日本にやってきたポルトガル人が持ってきた食べ物で、ポルトガル語で「caramelo(カルメロ)」と呼ばれ、意味は甘いものだそうです。
カルメロからとってカルメ焼きという名前になって定着していきました。
なのでカルメ焼きの発祥は日本ではなく、ポルトガルだったのです。
綱引き
綱引きも日本では運動会などの種目で行われるほど有名な競技ですが、英語圏では「Tug of war」として知られています。
オリンピックでも1つの種目として行われており、世界的に有名な競技だということが分かります。
綱引きの起源は紀元前2500年に遡り、エジプトのサッカラの古墳の壁に綱引きを行っていると思われる絵が彫られています。
紀元前500年頃はギリシャで他のスポーツのために体力訓練として行っていたそうです。
発祥の地は定かではありませんが、エジプトの可能性が強いですね。
【イカゲーム】日本の遊びに似ていると思われるゲーム③
ビー玉過去絵です🙃
#イラスト
#イラスト好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/uT781ClpkT— まぐう (@maguu_21) November 30, 2021
ビー玉
ビー玉は元々明治時代の1897年に炭酸飲料のラムネの中に入っていたガラス玉から普及してビー玉遊びが始まりました。
昭和初期頃にビー玉単体として販売が始まり、1936年には日本統治時代の朝鮮半島にも知れ渡っていきました。
なのでビー玉は日本発祥のものです。
しかし、劇中で行われた奇数偶数当てゲームは日本ではなく、古代ローマや古代ギリシャ時代の頃から何千年も続いているゲームです。
飛び石渡り
川にある石を踏んで渡っていくのをモチーフにして、劇中では強化ガラスと薄いガラスが張られてそこの上を踏んで渡り、どちらかが割れずに進めてもう片方は割れてそのまま落下して即死という恐ろしいゲームです。
しかし、日本や海外にも似た遊びはなく、本作品のオリジナルゲームと言えるでしょう。
日本の漫画作品「カイジ」では、鉄骨渡りという細い鉄骨の上を命綱なしで渡り、落ちたら即死するゲームがありますが、こちらは足を踏み外さないように渡るゲームなので別のものですね。
型抜き
ビー玉
綱引き
あと何があったっけ
毎回日本に馴染みのある古き良き時代の遊び・・・・
今の子どもたちは遊んだことないのでは??
まとめ
なんかイカゲームの飴?削るやつ?
届いたけどこれ小学生がやっていい遊び(*´・д・)?#イカゲーム pic.twitter.com/ItuMB1aHkf
— 烈穂🐡🍤 (@REHO_KIKI) November 27, 2021
以上、【イカゲーム】登場するゲームは日本の遊びに似ている?発祥の地も解説でした。
日本に似ている遊びが多く出ましたが、確実に日本の遊びと言えるものはめんことビー玉のみで、他の遊びは他の国または不明のものもありました。
イカゲームは日本の遊びを入れたのではなく、世界中で知られていて分かりやすい遊びを取り入れたのだと思います。
世界に向けて配信するためにしっかりマーケティングを行ったともいえるのではないでしょうか。
シーズン2はどんなストーリーになるのかが楽しみですね!
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